遠州田舎暮らしインタビューNo.002

千葉県から浜松市天竜区に移住したキコリの前田剛志さんに移住のキッカケをお聞きしました。前田さんは山の課題や森の課題に詳しく、TEDxHamamatsuでスピーカーを行うなど幅広い分野で活躍されています。

現場で働き、常に自然と寄り添う前田さんは、20年以上前に尾瀬の山小屋で日本の自然の素晴らしさに気が付いたことが、全ての始まりだと言います。 大学を卒業後海外へ行き、帰国の飛行機の中から見た緑に、日本の森の優しさを改めて感じ「今後の人生で守るものが見つかった」と言います。

日本国土の70%は中山間地域と呼ばれる山地で、このような地域を守ることが街の人たちの生活を守ることにもつながるそうです。 そのような気持ちを持ち、森林未来サポート事業に応募、そして龍山村で林業を行うため移住しました。

半年間の森林未来サポート事業活動終了後、前田さんは日本国内をバイクで駆け巡ります。北海道で酪農をするなど、日本で一番住みたい場所を探していたといいます。そして一番環境が良かった場所が元移住先の天竜区龍山でした。


川の水が美しく、自然と共に生きることが出来る。それが天竜区だったと言います。移住に関して特に不便はないのですが、気になることは、年配者の方言が時々分からないこと。

山と共に生きる前田さんは、これから移住を考える方に対して「田舎は確かに仕事が少なく、不便に感じるかもしれない。しかし、仕事はいつか自分で作るものだと思い、日々生活すると田舎暮らしが楽しくなる。田舎は都会にない宝が沢山埋もれているよ。」と語ってくれます。

確かに田舎は自然豊ですが仕事は都会と比較すると多くありません。
しかし仕事を作るチャンスは沢山あります。
移住をお考えの方は、田舎で起業することも良いかもしれません。

【参考】
※1 田舎で起業に関しては、静岡県浜松市が行う中山間地域コミュニティビジネス等起業資金貸与事業などがあります。
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/shiminkyodo/tyusankan/comyunithi.html

※2 TEDxHamamatsuとは?
地域の文化、伝統、芸術、産業など、さまざまな分野から発表者を迎え、スピーチやパフォーマンスにより価値あるアイディアを共有し、その様子をインターネットを通じて世界へ発信します。

ABOUTこの記事をかいた人

民間企業で工業デザインを行なったのち、青年海外協力隊村落開発普及員としてフィリピン共和国レイテ島町役場で街づくりを行なう。 帰国後、地域おこし協力隊として浜松市天竜区で活動。都市部から移住者を斡旋する移住コーディネーターとしても天竜区で活動した。