【コラム4】田舎での若者の関わり(2)

田舎において祭典はとても重要です。
農業を営む人が多いため、祭典は五穀豊穣を願い地元の神社で行うものがほとんどです。

神社を中心に集落が成り立つなど、祭典は地域の方の心の寄りどころとなっています。
田舎の集落によっては、お祭りの積立金や神社、集会所の掃除当番など、都市部では考えられないような事もあります。

この集まりも一見して「~である」とは説明できないため、田舎に引っ越す際は、必ず地域の集まりや祭典などに顔を出し、地域の雰囲気を確認することが大切です。
私は天竜区に住んでおり、祭典の「若連(わかれん)」にも参加しております。

私の住む地域では、若連とは祭典を運営する団体であり、20歳から概ね40歳までの住民たちが参加して祭典を切り盛りしています。

しかし、田舎は過疎化・高齢化の地域が多く、どこの地域でも若連の人数が減っているため、祭典の維持が難しくなっており、祭典を簡素化する集落も増え始めています。
そのような地域に田舎で子育てを希望する若者が移住すれば、若連参加のお誘いは必ず来るでしょう。

移住の第一歩は「地域を知る」こと

上記の文章だけを読みますと、デメリットばかり目立ちますが、メリットもあります。
短期的な田舎暮らしを考えているのでなく、長期的な田舎暮らしを考える場合、地域との付き合いは欠かせません。

地域に住んでいる方が、過去どのようなポジションで活躍されていたか、どんな仕事をしていたか、息子や孫は何をしてどこに住んでいるのかなど、若連に参加することによってメンバーとコミュニケーションを図り状況を掴むことが出来ます。

元若連だった御年配の方や、自治会長、地域のリーダーなど、若連に入ることによって、地域の情報を把握することがでるかもしれません。
もちろん参加する方の性格や自身の仕事も考慮しなければなりません。

まずは集会所に挨拶に伺い、祭りを見学することで、祭典と地域を知ることから移住を検討してみても遅くはないと思います。
田舎暮らしは「住まい」と「仕事」、さらには「地域とのお付き合い」が大切です。

ABOUTこの記事をかいた人

元青年海外協力隊フィリピン派遣。帰国後地域おこし協力隊。デザイン事務所、ビジネス相談、お祭支援クラウドの開発もやってます。地域おこし協力隊のマネージャー&アドバイザーも。