移住希望者が心配すること

つちだ
【移住希望者が心配すること】
移住希望者が窓口にて心配することを書きました。参考になれば幸いです。

移住希望者が心配することは、地域によって移住者を「受け入れてくれる地域」か、それとも「受け入れてくれない地域」かの2点です。他所から移住する方は、地域の内情が分からず、不安になることも多々あると聞きます。

地域の目線では、移住希望者がコミュニティの一員として、地域の行事(祭典や運動会)や自治会、消防団などに参加されることが期待されますが、必ずしも、移住希望者と地域との間で意識が共有されていないことが多々あります。

移住希望者が田舎を望む理由は「自然豊かな環境で暮らしたいから」「環境に優しい暮らし(ロハス)や、ゆっくりとした暮らし(スローライフ)、自給自足の生活を送りたいから」または「安くて新鮮で安心な食材を手に入れやすいから」などの理由が上げられ、必ずしも地域の担い手となって、地域を引っ張っていくなどの理由が移住の理由ではありません。

また、地域おこし協力隊も自分らしい暮らし方や働き方を期待して隊員となる方が多いと思います。

そのため、移住者を地域の担い手と期待する地域と、自分らしい生活を送りたい移住者との間にギャップが生じ不仲になることがあります。

私は移住者が地域コミュニティの一員として、その地域を作ってきた地域の方々を理解することが重要であると共に、地域の方も、地域が自立的で持続可能なものとなるように、理解とサポートがお互い必要です。

浜松市の場合、一つの目安としては、Welcome集落制度があります。
この制度に登録している自治会は、制度の名前の通り移住者を他所から迎えることを歓迎している自治会です。

Welcome集落に登録していない自治会でも、移住者を積極的に受け入れる自治会も多数存在します。ご不明点やご心配な点がありましたら、浜松市役所や天竜区役所など行政期間の窓口でご案することが可能です。

手間だなー。不安だなー。窓口まで遠いなぁー。そのような方は土田個人がご案内する事も可能です。

ABOUTこの記事をかいた人

元青年海外協力隊フィリピン派遣。帰国後地域おこし協力隊。デザイン事務所、ビジネス相談、お祭支援クラウドの開発もやってます。地域おこし協力隊のマネージャー&アドバイザーも。